もともとはTwitterの”中の人”として企業とか団体のアカウントを操るというお仕事を受託していたのですが、時流に合わせて画像対応だの動画対応だのもやらないと…とせっせこ降りかかってくる案件をさばいていたらマーケティングやプロモーションを勉強する羽目になりました。
そうして某キャラクターアカウントに入ってたときに「キャラクターがコミケ会場を普通に全力で楽しんでる投稿ってファン喜びそう!」という思いつきを当時のクライアントさんに提案したところ、前例がないならやってみよう!ってノリで実行できてしまい、後にカンファレンスや製品発表会などのイベント実況をSNSコンテンツとしてパッケージ化することになります。
本業は運用とか企画の人、撮影はオプション。
だったはずが、カメラ使えるんでしょ!撮ってよ!って撮影目的で呼ばれることが増え、そうなってくるとぶっちゃけF値とかしぼりとかも感覚でやってたからよくわかってないのはまずいかな…ということでちゃんとカメラの勉強しようかなと思った訳です。
高校生のときは一応写真部だったし、とはいえほぼほぼ写ルンですととーちゃんのフィルムカメラでサブカルっぽい写真をオートで撮ってただけ。
仕事でがっつりカンファレンス撮影をすることになったので自前カメラ持っとくか、と当時知り合いに相談したりして4年くらいCanon 8000Dユーザーをやってました。
カンファレンス撮影って報道カメラマンに近い動きを求められるし、暗い会場で即時で撮影した画像をリアルタイムでSNS投稿しないといけないとなるとレタッチとかこだわってる時間はないのでWindowsのデフォルトで入ってるフォトアプリでちょちょっと明るさ調整するだけ。それでも「やっぱプロは違うよね~」と評価してもらえてたのでそれなりのものを提供できてるんじゃないかなと自分に言い聞かせていました。
「ちゃんとカメラを使いこなす」そのためにカメラの情報収集をしていたところ、富士フィルムのカメラをおすすめしてもらう機会がありました。
- もともとフィルムメーカーさんだった富士フィルムさんが作っているので独特の”フィルムシミュレーション”という機能があってレタッチってなぁに?というなら向いてる。
- 仕事でCanonのデジタル一眼を使ってるというのであれば小回りの利くミラーレスを持っていてもいいんじゃないか。
- 富士のカメラは機能的にはいいけれど基本廉価版レンズより純正レンズが相性よくなっちゃうから使う人を選ぶ。
という情報を集積した結果、「選ばれし民、マイノリティ。」ってとこにぐっときてしまい気づいたらX-T30さんをお迎えしてました。
とりあえずミラーレス、あってもいいよね!とりあえずだし安いレンズキットでいっか!とヨドバシカメラ西口カメラ館にお邪魔したところ「レンズをはやす気持ちがあるなら18-55のキットがいいですよ!!!!」とう店員さんのいうがままに「なるほどー」と18-55キットを購入。
買っちゃったんなら使い倒すぞ!!!
ということで「デジタル一眼に比べて手軽!」「フィルムシミュレーション便利!」「楽しい!」「素敵!!!!」とすっかり虜になり、おでかけバディとしてX-T30さんが居座ってくれることになりました。
可愛い推しの魅力を発揮してあげるプロディューサーのようにアレコレと無駄知識をつけていく訳ですがそれはまた別のお話。
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